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【WBC】日本がアメリカに敗れた原因を分析してみる【見えないミス】

3月22日のWBC日本対アメリカ戦で、日本が1対2でアメリカに敗退した。

これにより、日本の世界一奪還の夢は潰えたが、この試合で敗れてしまった原因を検証してみた。

 

記録に残らないミス

 

 

この試合では、内野手の菊池、松田に記録に残らないエラーが複数あった。

 

1度目は3回表のアメリカの攻撃、0アウト1塁8番スタントンの三塁ゴロの場面。

 

三塁への強烈な打球をサード松田が上手く捕球し、落ち着いて2塁に送球、セカンドの菊池も無難に一塁に送球し、一時はダブルプレーが成立したかに見えた。

 

しかし、ここでビデオ判定によりファーストランナーはセーフの判定となり、2アウト走者なしが一転、1アウト2塁に変わってしまった。

 

菊池がボールを持ったタイミングで二塁ベースを踏んでいなかったのである。

ここまで守備で何度も助けられてきた菊池に記録に残らないミスが出てしまった。

 

ダブルプレーで雰囲気が盛り上がった直後に、ミスで判定が覆るという、所謂「上げて落とす」パターンが一番チームのムードを悪くしてしまうのである。

 

結果的にこの回は菅野が後続を断ち、無失点で切り抜けることが出来たが、悪いムードを断ち切れず、次の回に立て続けに2度目のミスが出てしまう。

 

4回表のアメリカの攻撃、1アウト走者なし3番イエリッチのセカンドゴロの場面。

またも名手菊池がまさかの後逸。

 

 

イレギュラーを考慮して足を動かし流れの中で捕球すべきところだったが、地に足がべったりと付いてしまっていた。慣れない球場で守りに入りすぎていたのかもしれない。

 

ここで打球が捕れなかっただけであれば仕方がないが、大きく逸らした打球の行方を見失っているうちに、打者走者を2塁まで進塁させてしまった。これもまた、記録に残らないミスの一つである。

この2塁走者は、結果として先制のホームを許すランナーとなってしまった。

前の回の日本の攻撃が、得点圏にランナーを置いた状態で菊池が凡退して終了したということによって、気持ちの切り替えが出来ていなかったのかもしれない。

 

3度目のミスは8回表のアメリカの攻撃、1アウト2、3塁2番ジョーンズのサードゴロの場面。

 

平凡なゴロであったが、雨の影響もあったのか松田がファンブルしてしまい、3塁ランナーをホームに還してしまった。結果的にこれがアメリカの決勝点となった。

 

一塁に送球して打者走者がアウトになった為、エラーにはならなかったが、こちらも記録に残らない大きなミスとなってしまった。

 

総括

 

 

投手陣の実質的な自責点はほぼ0に等しく、本当に良く投げていたように思う。

 

しかし野手陣において、記録上のエラーは1つだが、確認できるだけで4つの守備のミスがあった。

やはり野球(特に後がないトーナメント戦)は、ミスが出ては勝てないものである。

 

ただ、勿論菊池や松田の活躍が無ければそもそもここまで勝ち上がることができていないのは誰が見ても明らかであるので、小久保監督の言うとおり、選手を責めることは誰にもできないだろう。

 

欲を言うならば、「本来チームを引っ張っていくはずのメジャーリーガーの青木を、チャンスでの凡退も目立ち殆ど活躍出来ていなかったのにもかかわらず3番に置き続けたこと」については、もう少し臨機応変に打順を組み替える勇気を持ってほしかったというのが率直な感想である。